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私の未来、ここにある

先輩ナースのほっとステーション by縁JOYナース部

子育てから学んだ看護の本質

子育てから学んだ看護の本質

子育てから学んだ看護の本質

こんにちは!KYOKOです。

 

私は夫・長女(7)・長男(5)・次男(4)の5人家族です。

看護師になって7年目で結婚しました。

順風満帆に結婚、妊娠、出産と進んでいましたが胸中は不安や悲しみでいっぱいでした。

子供を育てるうちに夫の育ってきた環境と私の育ってきた環境の違い、価値観の違いなどからイライラや不満が募り、『誰か、私を助けて!』と言いたいけれど言えない…

 

そんな不満は一緒にいる子供に向けられていきます。

怒って怒鳴っては後悔し、手を挙げては後悔し、私ではダメだと子供から離れても後悔する。

それでも時間は経っていきました。

 

そんな時、ネットで検索した子供向けの家庭教育学習方法を発信している人のメルマガに出会いました。

そこには『他人にしてはいけないことは子供にもしてはいけない。子供も大人もどんなに小さくても一人の個である。』と書かれていました。

そこには、看護学校でも学び、当たり前なことが書いてあるのに、実践できていない自分がいました。

 

その言葉に出会ってから、私は子供との関わりが楽になりました。

なぜなら、「血の繋がりはあれ、私ではない。」という当たり前のことに気づけたからです。

子供3人は3人とも同じではないという当たり前に気づけたからです。

 

人は価値観でできています。意識せずとも産まれてから作り上げられます。

看護の授業でも発達段階を習いますよね?その枠だけでは収まらないのが人です。

いくら机上で学んでも私のように悩みにぶつかって意識して、初めて理解できる人も少なくないのではないでしょうか。

 

より良い看護には個別性が大切だと言われます。実習でも何度も何度も指導受けました。

そんな個別性看護を一番教えてくれたのは患者さんではなく、我が子でした。

私は妻となり、母親になってから人に興味を持ち、寄り添う、違いを受け入れるということを学び、患者さんに寄り添い、違いを受け入れ、ケアを提供するという本質を理解できました。

 

ナース7年続けてもその本質に気づくことはなかったのですが、自分の身近な子供たちから刺激を受け、よりよい看護に変換できるこの環境、家族が私のかけがえのない宝物です。

 

 

作者

名前:KYOKO

SNS:facebook

【プロフィール】

出身:大阪府
看護師歴16年目になります。
二次救急外来・急性期病院9年⇒二次救急外来5年(妊娠・育休・産休3年含む)⇒精神科身体合併科⇒精神科認知症病棟 実は…私生活とのバランスを考えてフリーランスになっていきたいなと思っています。
看護師の可能性?について色々、考えて行きたいなと思ってサロン参加決めました。
何かをはじめるのに年齢は関係ないかなと思ってます!
で、WEBライターの勉強始めました!
そこで語彙力必要!!( ; ロ)゚ ゚と気づきポチポチ読書してます(-_-;)
沢山の学びを得ていきたいと思っています。よろしくお願いします!

作者